当院の歯周病治療は、原因からアプローチするという点に特徴があります。
ほとんどの場合、患者さまは歯周病についてよくご理解のないまま、治療の流れとして、歯石を取ったりクリーニングを受けておられたりするのではないでしょうか。
その効果を確認しないまま治療を進め、歯周病の原因や症状についての知識を与えられなければ、患者さまのモチベーションにもつながりません。
当院には位相差顕微鏡のご用意があり、患者さまの口腔内の細菌を目で確認することができます。
細菌検査やDNA検査を行い、その数や種類などを明確にしたうえで、患者さまお一人おひとりの歯周病の原因を明らかにしてまいります。
当院では、原因除去療法を中心におこなっており、徹底的に除菌を行ったうえで、必要があれば、フラップ手術などの外科的処置や再生療法などをご選択いただくことも可能です。
その後のメンテナンスに関しても責任をもち、一生のお付き合いをさせていただくつもりで治療に臨んでおりますので、どうぞご安心ください
なるべく削らず、抜かないことを心がけ、再発防止を目指した包括的な予防歯科に努めることで、健康な口腔内を長く維持してまいります。
抗菌療法とは、お薬で歯周病を治すというこれまでの概念・治療法とは全く異なった新しい治療法で、歯周内科学とも呼ばれています。
歯周病原細菌の再増殖期間(約2週間)内に歯周病原細菌をなくしていく治療です。
通常、口腔内を4回~6回に分け、徹底的に病原物質の除去を行います。軽度から中等度の歯周病であれば、この基本的な治療で十分に治癒が期待できます。
しかし、重度の歯周病の場合や来院期間が長期間空いてしまう場合、また全身疾患のため何度も治療を行うことが困難な場合などには大きな問題が生じます。
歯周病原細菌は、口腔内の他部位に移り住むため、治療した部位と治療していない部位があるとき、せっかく治療したところがまた感染してしまいます。
これを防ぐため、口腔内のすべての部位を2回に分け、24時間以内に完全な除菌をする方法があります。
これをフルマウスディスインフェクション(FMD)と言います。あらかじめ術前に歯周病原細菌に効果のある抗菌薬を内服していただき、病原物質の除去を行います。
すると、住みかを失った細菌は一気に取り除かれ、残った細菌も歯周ポケットを漂いますので、全身の血流にのった抗菌薬が歯肉の血管から出て効果を発揮します。
重度の歯周病の治療や、治療期間を短縮したい場合には非常に高い効果が期待できます。
治療に際しては、現状でどのような細菌が存在しているかを細菌検査で確認する必要があるため、まずはお気軽にご相談ください。
西村歯科医院ではご予約を優先して治療をおこなっております。
お電話、またはインターネットからご予約くださいますようお願いいたします。
初診の方や痛みのつらい方など、治療をお急ぎの方は、インターネット予約が取れない場合でも柔軟に対応いたしますので、まずはお電話ください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00~12:00 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × |
14:00~19:00 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | △ ~17:00 |
× | × |